FTMが銭湯・温泉を利用する際のおすすめの方法と注意点|安心して入浴するためのポイント
はじめに|FTMにとっての温泉・銭湯のハードルとは?
温泉や銭湯、サウナは、日々の疲れを癒し、リラックスできる場所です。
しかし、FTM(Female to Male)の方々にとって、公共の場での入浴は心理的ハードルが高い場合もあります。
例えば、
- 「体の見た目が気になる」
- 「周囲の視線が不安」
- 「男湯に入っていいのか迷う」
といった悩みを持つ方も少なくありません。
本記事では、FTMの方が安心して温泉や銭湯を利用できるように、具体的な方法や注意点を解説します。
男湯を利用するための準備とポイント
1. パス度を意識する
「パス度」とは、周囲からどの程度男性として認識されるかを示す言葉です。
温泉や銭湯を利用する際には、ある程度のパス度を意識すると安心感が増します。
- **ホルモン療法を受けている場合**
→ 体毛の増加や声変わりでパス度が上がりやすい - **エピテーゼを装着する**
→ 見た目を自然にすることで周囲の視線を気にしにくくなる
2. エピテーゼの使用がおすすめ
エピテーゼは、男性らしい外見をサポートするアイテムです。
当店のエピテーゼは接着タイプで、温泉や銭湯などの水場でもずれにくい設計になっています。
3. 露出を最小限に抑える
-
タオルを巻いて移動する
→ 腰にタオルを巻いて移動することで、体を見られる機会を減らせます。
特に若い男性の中には、タオルで隠しながら歩く人も多いため、決して不自然な行動ではありません。
自然な流れで行動することで、違和感なく過ごせます。 -
できるだけ空いている時間帯を狙う
→ 平日午後や深夜は比較的人が少なく、周囲の視線が気になりにくい
4. 温泉・銭湯・サウナの基本的なマナー
温泉や銭湯には、最低限守るべきマナーがあります。
これらを意識することで、周囲と自然に馴染みやすくなります。
-
掛け湯をしてから湯船に入る
→ 体の汚れや汗を流してから湯船に入るのが基本マナー。 -
湯船ではタオルを入れない
→ 日本の温泉文化では、タオルを湯船に入れるのはマナー違反とされています。
湯船に入る際は、タオルを浴槽のふちに置くか、頭の上に乗せるのが一般的です。
また、脱衣所に戻る際に使うため、タオルが湯に浸からないよう注意しましょう。 -
シャワースペースは譲り合う
→ 1人で長時間占領せず、周囲に気を配る。 -
サウナでは黙浴を意識する
→ 最近の銭湯・温泉では、サウナ内での会話を控えることが推奨されている場合が多い。
「ととのう」ための基本ステップ
サウナをより効果的に楽しむための基本ステップです。
-
① サウナ(5~12分)
じっくり汗をかいて体を温める -
② 水風呂(30秒~1分)
心臓から遠い部分(足先)からゆっくり入る -
③ 休憩(外気浴・5~10分)
イスやベンチに座り、リラックスして深呼吸
この3ステップを2~3回繰り返すことで、心身がリフレッシュしやすくなります。
初めて温泉や銭湯に行く場合は、事前に基本的なマナーを知っておくことで、スムーズに楽しむことができます。
温泉に抵抗があるFTMにおすすめの選択肢
1. 貸切風呂・家族風呂
完全なプライベート空間なので、誰の目も気にせずリラックスできます。
特に宿泊施設や温泉旅館では、貸切風呂(家族風呂)を予約できることが多く、安心して温泉を楽しめます。
また、日帰り温泉施設の中にも貸切風呂が用意されているところがありますので、事前に調べてみるのがおすすめです。
2. 岩盤浴
温泉や銭湯は裸になる必要がありますが、**岩盤浴は専用の着衣があるため、体を見られる心配がありません。**
最近では、温泉施設やスパに岩盤浴が併設されていることが多く、温泉が苦手な場合でも気軽に利用できます。
また、岩盤浴ではタオルや専用ウェアを着たままリラックスできるため、周りを気にせず安心して過ごせるのが魅力です。
さらに、**岩盤浴は男女一緒に利用できる施設が多いため、パートナーや彼女と一緒に楽しめるのもポイント!
** 温泉は別々になってしまうけど、岩盤浴なら一緒に入れるので、デートにもおすすめです。
まとめ|FTMでも温泉・銭湯を楽しめる!
FTMの方でも、適切な準備をすれば温泉や銭湯を安心して楽しむことができます。
- エピテーゼを活用し、パス度を高める
- 混雑を避けて利用する
ぜひ、自分に合った方法で温泉や銭湯を楽しんでください!